熊岩石
ネットし始めてからそろそろ10年くらい経つのかな。
その頃はまだ学生で接続の速度も今のケータイ程度。
当然接続時間に比例して課金されてた。
だからネットも今みたいにダラダラ見続けたりせずに本当に気に入ったものだけを見ていた。
そのとき毎日欠かさず見ていたHPが”ガンバレ熊岩石!東大理三への旅人”である。
記憶は曖昧だけど、確かこんな感じ。
(当時)日本で一番の難関といわれる東大理三だけを受け続けていた熊岩石という男。
きっとその頃のテレビ番組の”進め電波少年”で人気があった猿岩石モジってたんだろうけど、その名前とは裏腹にかなり硬派な今思えばまさに漢のHPでした。
要は大学受験日記(どうやら実際は近しい友人が作成していたらしいが)なんだけど、その日一日の勉強内容や模試の結果や順位なども隠さず事細かに公開していたのが印象的。
それだけなら何てことないが、その勉強内容のストイックさやテクニックは尋常ではなかった気がする。
模試の成績もさすがに東大理三を目指すだけあって当然のように全国ランカー。
全国模試で順位一ケタってのも何度かあった気がする。。。
ノーストレスな人生で2浪した上に三流大学のオイラからみれば正に仙人のような存在だった。
きっと今の受験生の世代にはこの頃の感覚は理解できないんだろうなあ。
あの頃は初めて聞いたようななんてことない大学でも倍率20~30とかザラだったもんなあ。
今思えば過剰な競争だったんだろう。まあ、今と昔でどちらが良いのかはなんとも言えんが。
最初は、ただただスゴイなあという感じだったのだが、日記を見ているうちに実は熊岩石はただのベテラン浪人生ではなく一度社会人経験の後、受験生になったらしいことや、この年を最後の受験にする旨の記述があったこともあり、妙に親しみが湧いてきた。
本試験が近づくにつれ何とかして合格してもらいたいと他人事ながら毎日日記が更新されるのを待っていた。
センター試験は当然余裕でクリア。一次試験、二次試験を受けて、発表の前日に初めて(!)熊岩石本人のコメントが日記上にアップされたときは感動して泣きそうになった気がする。
しかし、、、、
試験の発表の日にHPにアクセスしてみると、なぜか繋がらない、、、
その後アクセスできぬままHPは閉鎖され、彼のその後も不明、、、
自分(きっとその他の読者も)は試験の結果がどうであれ、せめてお疲れさまくらい伝えたかったのだけど、それも叶わず。芳しくない試験結果で彼のストイックさがメールをさせることすら許さなかったのかなと思う。
その後も勉強に関してスゴイ人はそれなりに見てきたけど彼の印象は特に強く残ってる。
だって10年経った今でも思い出すくらいなんだから。
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